葬儀の日。私が逆に質問をすること

ペットが亡くなったとき・・・

 

家族間でいろんな意見が分かれることがあります。

 

まず最初にペットの葬儀・火葬をするか否かで始まり、その後も些細なことで家族の意見がまとまらないのは、以外に多いことであるのです。

 

家族といっても価値観が違うことはよくあることですし、そのこと自体、私は普通の話だと思っています。

 

家族間で話合い、とりあえず葬儀をしてあげることが決まったとして、次に葬儀をいつにするかでも、意見が分かれることも少なくありません。

 

それは、できるだけ早く見送ってあげたいという意見と、できるだけ、この状態のまま長く傍に置いてあげたいと思われる意見であります。

 

やはり、早く葬儀をあげたほうがいいと考えられる人の意見として、なるべく綺麗な状態で見送ってあげたいという想い。

 

そして、衛生面や、あるいは亡くなったペットを見てるだけでつらくなるからという気持ちからであります。

 

逆に長く傍に置いてあげたい思われる人は、やはり、別れがつらく、わかっていてもペットを火葬するという現実を受け入れるのに、時間がほしいと思う気持ちからであり、言わば心の整理の時間を必要されてることが、ほとんどであります。

 

実は、この段階、つまり葬儀をいつするのかが家族間で決まっていない段階で「どうすればいいですか?」と問い合わせの電話をいただくこともあるのですが、私はその際、逆に必ずある質問をします。

 

それは「ペットちゃんと1番仲が良かった家族は誰ですか?」「あるいは「ペットちゃんが亡くなって1番悲しんでるのは誰ですか?」という質問であります。

 

もちろんそれは家族によって違うものであり、お父さんのときもあれば、お母さんのときもあり、またお子さんのときもあります。

 

その上で、私はその返答を聞いた後「なるべくその人の意見を尊重してあげるようにしてあげてください」とお伝えするようにしており、これは、とても重要なことだと私は考えています。

 

このように意見が別れたとき、家長、つまり家族で1番発言力のある人の意見に決定されてしまうようなことがあるのですがそうではなく、やはり、ペットちゃんの死に1番大きな悲しみを感じている家族の気持ちを尊重してあげるべきだと思うのです。

 

後悔のある別れは、それがシコリとなり、その後の生活にも大きな影響を与えるものであります。

 

家族の中にそのような人を作ってしまうと、最終的には家族全体に暗い影を落とすことにもなり、それでは誰も救われません。

 

そうならないためにも、一時的な感情に流されず、家族の中で一番悲しみの深い人の気持ちに寄り添うようにしながら、取り決めをしてあげることが後悔のない見送りに繋がるものです。

 

そのような後悔のないお見送りをした後は、家族全体で悲しみを分かち合うこともでき、それが家族の絆や結束をさらに強めることにもなります。

 

これは、家族を残し先立ったペットにとって何より嬉しいことではないかと、私は思っています。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

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