自分のペットが死ぬということは
昨日、私の友人のペットのミニチュアダックスフントの葬儀がありました。
名前はココ。
ココと初めて会ったのは11年前、その友人宅に遊びに行ったときでありました。
初対面のときからココは私に懐いてくれ、ぴょこんと私の膝に飛び乗ってきてくれたのを覚えています。
そんなココは3年前、友人から頼まれ、数日間、朝から夕方まで私が預かっていた時期がありました。
この時期、友人は、ある資格をとるため、講習で家を空ける日が増え、お留守番が苦手であったココを私に預かってほしいと言ってきたのです。
私は二つ返事で承諾しました。
そして、その翌日、友人宅までココを車で迎えに行ったのですが、そのときもココは嬉しそうに私に向って駆け寄って来てくれたのです。
私はココをそのまま抱き上げ、その足で会館に連れていきました。
思わぬゲストにスタッフ達も喜び、ココもまるで自分の家のように走り周り、楽しんでいたのを今でも覚えています・・・
友人から「癌が肺に転移した・・・」電話があったのは三日前でありました。
ココは1年前に子宮癌になり通院治療を受けていたのですが、それが肺に転移したのです。
私も仕事柄、それが何を意味するかは理解してしました。
会館で仕事中だった私は声を潜めて「お医者さんはなんて?」と聞きました。
友人は言葉を詰まらせるようにしながら「たぶん1週間くらいやろって・・・」と嗚咽をあげ、そう答えたのです。
「そうか・・・」
そう返事した後、私は沈黙してしまい、唇を噛みしめました。
「明日の夜、仕事終わってからそっち行っていいか?」
私が訊ねると、友人は「うん。会いにきたって・・・」と絞り出すような声でそう言ったのです。
「じゃあ明日」
そう言って電話を切った後、ココが会館に来たとき座っていた椅子に目がいきました。
私は思わず胸が詰まりそうになったのですが、気持ちを切り替え、仕事に戻ったのです。
ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。
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野村圭一
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