なんか勘違いされてるなと感じる参列者さん

ペット葬儀といえども、お見送りするのは飼い主さん家族だけとは限りません。

 

ペットちゃんの生前と親交のあった人や、ご近所さんが参列されるようなことも少なくはないのです。

 

そのこと自体、私は自然であり、良いことだと思うのですが、会館葬の場合、ペットちゃんのお見送りというよりも、飼い主さんのお付き添いで来られるような参列者もいらっしゃいます。

 

付き添いに来られる理由は、飼い主さんと親しくされており、ペットを亡くして落ち込んでるのを心配されて参列されるようなケースもあれば、飼い主さんに頼まれて、会館まで車で送ってあげたついでに参列されるようなケースもあります。

 

いずれにせよ、ペットちゃんをお見送りしたい気持ちや飼い主さんを心配される気持ちがあれば問題ないのですが、明らかに「ペットの葬儀ってどんなんだろう」と好奇心ありきで参列されるような人は、どこか的外れな言動をされることがあります。

 

正直、我々葬儀屋は、飼い主さん達が来られたとき、ご家族なのか、友人なのか、その間柄まではわかりませんし、あえて訊ねるようなことも、ほとんどありません。

 

ですので、そのような人が来ても、通常通りセレモニーを始めるのですが、セレモニーが進行するにあたって「え?」と思う行動をとられることがあるのです。

 

例えば、涙を流してる飼い主さんのすぐ横で「へ~~今は犬でもこんな風に葬式するんや~」と感心してみたり、火葬が始まった段階で「火葬してるとこ見せてもらえるんですか?」と笑いながら興味津々に質問されたりするような人もいます。

 

飼い主さんの悲しみが深いとき、付添人のこのような言動は、飼い主さんを傷つけることもあり、我々葬儀屋側としても対応に戸惑うものであります。

 

しかし、そうであっても、参列者であることには変わりはなく、応対しなければいけないので、飼い主さんを気遣いつつ、セレモニーを進行していますが、このようなとき、本当に気を揉みます。

 

葬儀といっても飼い主さんお一人で臨まれることもあれば、ご家族・ご友人・知人と共にお見送りされることもあります。

 

これは、私の理想かも知れませんが、葬儀というのは、先立った者に感謝の気持ちでお見送りをするものであり、そうあってほしいと思っています。

 

ですので、例え、亡くなったペットちゃんと交流がなく、特別な感情がなかったとしても、参列者には、そんなお見送りをされようとしている人のお気持ちを察し、そして尊重することは、最低限、守ってもらいたいと思っております。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

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