ペット火葬~大阪と京都の違い

関西の二大都市  大阪と京都

弊社プレシャスコーポレーションは大阪本社と京都支社が中心となって関西全域のペット葬儀と火葬のサービスをさせていただいておるのですが、同じ関西でお隣の町でありながら、大阪と京都では、弔いの作法が若干ではありますが、違いがあります。

 

それは葬儀の作法ではなく、お骨あげ後にその違いを感じます。

ペットを丁重に弔うという気持ちは大阪も京都も変わりはないのですが、ご火葬をして、お骨あげをし、遺骨を骨壷におさめた後、その処遇の方法が大阪と京都では少し意識が違うのです。

 

弊社の統計ですが、大阪の飼い主さんの場合、遺骨を骨壷におさめて自宅で保管される方の割合が7割以上であり、残りの3割は当社や他社の霊園にて永代供養されるか、自宅の庭や花壇等に遺骨を埋葬されて土に還されます。

京都では、これが、逆の割合になり、つまり、自宅で保管される飼い主さんが3割で土に還される方は7割以上いらっしゃいます。

大阪と京都では文化や歴史が違うのは当然なのですが、弔いの意識も違ってくるということなのでしょう。

ただ、自宅で保管するにしても土に還すとしても、ペットに対する愛情に差があるわけではなく、それぞれの飼い主さんが、愛するペットのことを考慮した結果、1番良いと思われた方法で供養されているだけであり、どちらが正しいという問題ではありません。

つまりは、価値観の違いであり、どちらの方法であっても、それぞれが、充分に考えた結果であれば、それが、1番良い供養であると私は思っています。

自分のペットの弔いについて他人がとやかく意見すること事態、おかしな話だと思いますし、自分の価値観を押し付けて、意見が違う人を批判するのは間違いだとも思います。

また「お金をかける=愛情」とも私は思っていません。

もちろん、葬儀の依頼を請け、その席上で遺骨の処遇の相談や質問があったときは、私が知ってる範囲で説明はさせてもらいますが、「こうしなければペットが悲しみます」とか「そんなことをすれば魂が神様のところにいけません」みたいなことは絶対に口にしません。

まず飼い主様家族がどのようにされたいかを充分に聞かせていただいたうえで、1番良い方法をアドバイスさせてもらっております。

共に暮らし、過ごしたペットの最大の理解者は飼い主さん家族であり、それが自宅で保管するにしても、霊園に納めるにしても、土に還すとしても、飼い主さんが決めたことであるならば、それが最良の供養になると私は思っています。

 

私が考える供養とは、お金ではなく、心でするものだと思っています。

亡くなったペットは目に見えない存在になりますが、心の中で生き続けてくれます。

引きずるのではなく、良い意味で、そのペットのことを忘れず、時に思い出し、懐かしむことが何よりの供養であり、先立ったペットたちが1番喜ぶことではないでしょうか?

 

 

 

 

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