なぜ多い?チワワの突然死

小さな体に大きな瞳。

愛らしい鳴き声と人懐っこい性格。

その可愛らしさから、チワワはここ十数年、国内でも1~2を争う人気犬種であり、その人気は衰えることを知りません。

 

 

当たり前の話でありますが、飼われている頭数が多いということは、亡くなる子も多く、弊社プレシャスコーポレーションでも犬種別のセレモニーご依頼件数でも、チワワは毎年のようにトップ3に入ります。

 

チワワに限らず、ペットが亡くなる理由は、大きく分けて、老衰、病死、事故死と三つに分類されるのでありますが、中には、その三つの死因に当てはまらないものがあります。

 

それは、あえて言うなら突発性の自然死とでも言えばいいのでしょうか、俗にいう突然死と呼ばれるものであり、そのほとんどが心臓と脳が原因であることが多く、病院では病死と診断されています。

 

実にチワワは、他の犬種に比べ、この突然死で亡くなる子の割合が圧倒的に多く、特に今の季節(真夏)と真冬に亡くなるチワワの半数近く(当社統計)が、何の前触れもなく、突然死で、亡くなっているのであります。

 

元来、チワワは心臓が強くない犬であり、腦に先天性の病気を患っている子も少なくはなく、痙攣を伴う発作を起こしやすいデリケートな犬種でもあります。

 

それらが、体力が低下しているときに起これば、そのまま死に直結することもあり、特に真夏と真冬は気温により、体調を崩しやすく、それ故に、その季節に突然死するチワワが増えるのではないかと私は思っています。

 

過去にも突然死で亡くなったチワワのことは、このブログでも書かせてもらったことがあるのですが、やはり、ペットが、ある日、何の前触れもなく亡くなってしまうというのは、飼い主さん側にとって、そのショックは大きいものであり、セレモニーは悲しみと戸惑いが入り混じったような、ある意味、重く沈んだ空気の中で執り行われることが多くなるものであります。

 

そんな飼い主さんは、葬儀の席上で、一応に「昨日までは(または朝までは)普通にご飯も食べて元気だったのに・・・」と、祭壇の上に横たわるペットを見つめながら涙を流されます・・・

 

中には、泣きじゃくるのではなく、放心状態のようになられる飼い主さんもいて、どこか悪い夢を見ているような心境でセレモニーを終えられる人もいるのですが、おそらく、そのような場合、セレモニーを終え、自宅に戻ったとき、初めて愛犬がこの世を去った実感が湧いてくるのかもしれません・・・

 

これだけは、いくら飼い主さんが健康管理に細心の注意をしていても防げないことのように私は感じており、獣医学会でも、突然死の原因の追究と対策についての研究を、日々、取り組んでいるようなのですが、今のところ、表立った成果はほとんどないのが現状だそうです。

 

 

これから、夏本番を迎えますが、私達、人間を含め、ここ数年の日本の夏の暑さは尋常ではなく、一気に体力を奪う季節でもあります。

 

 

自分自身とペットの体調管理には最善の注意を払ってあげてください。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

 

大阪 ペット葬儀・火葬に関するお問い合せはプレシャスコーポレーションまで

大阪本社 大阪府守口市菊水通3丁目7-9

ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660

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