魔法の言葉
セレモニーの席で、ご火葬の待ち時間のときに、私は「どのような子だったのですか?」と生前のペットちゃんの様子をお話を飼い主さんに訊ねることがあります。
涙ながらにお話をされる人もいれば、笑顔を浮かべて思い出話をしてくださる人もいて、それは飼い主さんによってまちまちなのですが、私はセレモニーの席で飼い主さんから聞くペットちゃんの話が大好きであります。
もちろん、悲しみが深く、話しかけるのも躊躇うほど、飼い主さんが落ち込まれているようなときは、そのような無神経な質問はしませんが、飼い主さんによっては、自らお話をしてくださることもあります。
葬儀というお別れのセレモニーの席で、遺族である飼い主さんがペットのお話をされるとき、どんなに短い一言であっても、どんなペットちゃんであったのかが想像できるものであります。
「優しい」
「あまえた」
「大人しい」
「怖がり」
「寂しがりや」
「ヤンチャ」
「おバカさん」
いろんな表現がありますが、飼い主さんが、最初に口にする言葉こそ、ペットちゃんを象徴する言葉であり、私の頭の中で、ペットちゃんが元気だった頃の姿が浮かんでくるのです。
私はこの仕事を始めたとき、飼い主さんに「ペットを火葬して骨にしてくれる業者」と位置付けられることに抵抗を感じていました。
もちろん、そのような仕事でもあるのですが、私の理想は「飼い主さんと一緒にペットのお見送りをする人」であったので、セレモニーの席では、どんな些細なことであっても、ペットちゃんのことが知りたいと思ってしまうのです。
当たり前の話ではありますが、私達がペットちゃんと対面するときは、ペットちゃんは息をしていません。
したがって、ペットちゃんがどんな声で鳴くのか、どんなふうに歩くのかさえもわからないものであります。
そんなとき、飼い主さんがセレモニーの席で話してくださるペットちゃんを表す「最初の一言」には、あらゆることが凝縮されているもので、私自身が、ペットちゃんが元気だった頃に会ったことのあるような気になることさえ「魔法の言葉」でもあるのです。
不思議ですね・・・
プレシャスコーポレーション
野村圭一

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