犬の葬儀・火葬~京都市のミニチュアダックス プチちゃんの最後のキス

京都府のミニチュアダックスフンドのプチちゃんのご葬儀とご火葬のご依頼があったのはGWの最終日でした。

この日は、連休最終日ということもあり、翌日からお仕事や学校が再開することもあって、弊社プレシャスコーポレーションに、たくさんのご葬儀とご火葬の依頼がありました。

とくに、この日は京都府内のご依頼が重なり、京都支店管轄の全ての火葬車は朝から深夜まで予定が詰まっていたため、急遽、私が大阪からプチちゃんの自宅に向かうことになりました。

 

プチちゃん。享年15歳。

人間で例えると80歳近い高齢であたり大往生といえるでしょう。

 

予定の時間にプチちゃんの自宅を訪問し、プチちゃんのご家族と挨拶を交わした私は、ご葬儀とが火葬を執り行われる場所である、自宅から少し離れたご家族所有の倉庫兼駐車場にプチちゃんのご家族お二人と一緒に向うことになりました。

 

プチちゃんは、その名前通り、やや小柄でカワイく毛並みの美しい子で、自宅から出棺されるとき、初めてプチちゃんを見た私は3歳未満の若い子のような印象をうけたほどです。

それほどプチちゃんの毛には艶があり、皮膚の状態もよく、閉じられた目と口からも、私には眠っているようしか見えませんでした。

 

火葬車の後方部に祭壇を設け、お線香とお焼香に火を灯したその時、プチちゃんのご家族の友人のお二人様が、プチちゃんの訃報をお聞きになり駆けつけてくださいました。

ペットの葬儀にご家族以外の方が参列されることは、まだまだ稀なことであり、生前のプチちゃんがいろいろな人から愛されていたことの表れなのでしょう。

プチちゃんの飼い主様にあたる、お母さんと娘さん。それに知人の方お二人と私を含めた5人のお焼香の儀を終えたとき、お母さんが、祭壇で永遠の眠りについたプチちゃんに近づき、優しくキスをされました。

プチちゃんとお母さんとの最後のキスの時間は数秒間ではありましたが、プチちゃんとお母さんにしかわからない、特別な時間と空間が存在しているように私は感じました。

そのことを物語るように、キスを終えたお母さんの両目には涙が浮んでいました。

最初に挨拶を交わした時から、優しく笑顔で対応してくれたお母さんが、その日、一度だけ見せた涙でありました。

プチちゃんは皆さんが見守る中、火葬炉におさめられ、天に召されました。

 

火葬が終わる1時間ほどの間、ご家族の皆様は自宅で待機されることになり、私一人で火葬が終わるまでの間、駐車場に残っていたのですが、近隣の住民の人たちが祭壇を設置している火葬車が珍しかったのか、「何をされてるのですか?」と不思議そうに集まってこられました。

私がペットのご火葬をしてると答えると「え?今はそんなことができるのですか?」と関心されておりました。

その時、私が何より嬉しかったのは面識がないペットであっても火葬と聞いた住民さんたちが合掌してお祈りをしてくれたことでした。

ご火葬が無事に終わり、プチちゃんのお骨上げはお母さんと娘さんのお二人によって執り行われ、プチちゃんのお骨は細部に渡ってお骨壷に収められました。

プチちゃんのお骨は大阪のプレシャス会館内の納骨堂に納骨され、夏が終わるころに永代供養牌に納めれます。

 

 

 

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