今までで、いちばん緊張した火葬~うずらの雛の火葬~

先日、うずらのご火葬依頼がありました。

 

ブログでも、何度も書いてきたことですが、弊社プレシャスコーポレーションの火葬は熱火葬を実施しており、小動物や爬虫類、そしてインコや文鳥などの小鳥であっても綺麗にお骨を残すことができます。

 

ですので、うずらの飼い主さんから「骨は残せますか?」と電話で質問を受けたときも、自信を持って「はい。残せます」と返事しました。

 

そして、火葬当日。

 

手に小さなケースを持った飼い主さんが来館されたのですが、私はケースの中のうずらを見て思わず言葉をのみました。

 

小さなケースに安置されていたのは、人間の親指ほどの大きさの、うずらの雛だったのです。

 

うずらとは聞いていたのですが、まさか雛であるとは思っていなかったので、私はその雛をしばしの間、見つめていました。

 

過去にも小鳥の雛の火葬依頼はあったのですが、ここまで小さな雛の火葬は、私自身も経験がなく、思わず「この子は生後どれくらいの雛なんですか?」と飼い主さんに聞いたほどです。

 

飼い主さんは「産まれて・・・2日目です」と小さな声で答えてくださった後、不安そうに「骨・・・残りますか?」と聞かれたのです。

 

私はうなずき、「残るのは残るのですが、形状がどこまで保てるかが問題ですね」と私は答えました。

 

小鳥に限らず、犬であっても猫であっても、それこそ我々人間であっても成長前の赤ちゃんの骨は柔らかく、火葬に耐えるほど丈夫ではありません。

 

ですので、骨は残っても、崩れて砂のように細かくなってしまうのです。

 

私は、そうなる可能性を正直に飼い主さんに伝えました。

 

飼い主さんは「崩れるのはしかたないですけど、残るならそれでいいです」と承諾してくださいました。

 

そして、私は飼い主さんとセレモニーホールに移り、読教をあげた後、お焼香の儀を執り行いました。

 

最後のお別れの時間になり、私は飼い主さんを残し、斎場に向い、火葬の準備を整えました。

 

一番小さな小鳥専用のトレイを用意したのですが、それでも雛ちゃんの体を考えると、充分な大きさでありました。

 

最小のトレイですら大きく感じる・・・

 

大丈夫だろうか・・・

 

トレイの金属特有の冷たい感覚を手に感じながら、私は経験のしたことのない小さな雛ちゃんの火葬を前に、不安な気もちに包まれてしまったのです。

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

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