あるペットと交通事故に纏わる不思議な因果関係

トイ・プードルのハルくん。

男の子。

交通事故による頭蓋骨骨折と脳の損傷により死亡・・・

享年6歳でありました。

 

ハルくんのセレモニーの席で飼い主さんのMさん家族のお父さんに、お亡くなりになった経緯を訊ねたとき、お父さんはやりきれない表情で「事故です・・・」と言った後、補足するように「家の前の道で車に・・・・」と、そこまで説明してくださった後、何も話せなくなり、肩を揺らして泣かれたのです・・・

 

 

Mさん家族のお父さんが「事故です」と口にされたとき、祭壇を挟んで隣に居た支配人がハッと顔を上げ、私の方を見たのがわかりました。

そして、支配人が、そのとき、何を思っていたのかも私には察しがついていました・・・

 

おそらく支配人は「トイ・プードル」と「交通事故」

この二つの事実を重ね合わせ(まただ・・・)と思ったのだと思います。

 

以前、ブログに書いたことがあるのですが、病死や老衰で亡くなるペットちゃんに比べて、交通事故で亡くなるペットちゃんの数はそれほど多くはありません。

おそらく一割以下だと思います。※(転落事故等の他の事故は含んでいません)

 

あくまでも当社の統計でありますが、その少ない交通事故で命を落としたペットちゃんのセレモニーの中でトイ・プードルちゃんの割合が群を抜いて多いのであります。

 

その事実に気付いたのは昨年のことでありました・・・・・・・

 

その日、交通事故で亡くなった、あるトイ・プードルちゃんの訪問火葬を担当した私は、火葬のとき、ふと(そう言えば、先月も交通事故で亡くなったトイ・プードルちゃんがいたな・・・)と思い、無意識に過去の記憶を呼び起こしながら、あることに気付いたのです。

 

セレモニーを無事に終え、会館に戻った私は支配人に自分の疑念を確認すべく「なあ支配人。トイ・プードルって交通事故で亡くなる子が多いって思わん?」と訊ねました。

ちょうど、パソコンでデータ入力していた支配人は、キーボードを打つ手を休め「う~ん・・・まあ。多いと言えば多い気もしますけど、トイプーだけ特別多いってことはないんと違います」と、やや否定するような口調で言いました。

「いや。多いはずやで。僕もさっきのセレモニーのときに気付いてんけど、過去にうち(プレシャスコーポレーション)でセレモニーをしたトイプーで、交通事故で亡くなった子の割合って他の種類に比べてかなり多いと思うねん」と私は言いました。

私にそう言われた支配人は視線を上げて思い出すような仕草をしながら「それは、単にトイプーを飼ってる人が多いからでしょう。多ければ事故で亡くなる子も増えるのは当然ですやん」と、言いながら、納得できないような表情で首を傾けたのです。

いまいち、言いたいことが伝わっていないと感じた私は「数の事を言ってるん違うねん。飼われてる数やったらチワワとかダックスも多いやろ。僕が言いたいのはその割合。チワワやダックスに比べてもトイプーは事故で亡くなった子の割合が高いってことを言いたいねん」と、少し苛立ちながら私が言うと、支配人はキョトンとした顔になり「なんで怒ってはるんですか?」と私の顔をまじまじと見たのです。

「怒ってへんわ。怒ってへんけど会話が噛み合ってないからイラってしただけ」と私は言った後「嘘や思うんやったら調べてみ。支配人、うちで葬儀した子(ペット)達の死因の記録残してるんやろ?」と私は支配人のパソコンを顔で指しました。

 

支配人は、パソコンに向き直り、慣れた手つきで操作し始めました。

10分後、支配人はパソコンのモニターを見たまま「ほんまや・・・・」と、独り言のように言った後、後ろに居た私を振り返り「ほんまですね。他の犬種に比べて割合が高いですわ。三倍以上高い・・・」と、先ほどとは違う意味でキョトンとした顔をしたのです。

私は支配人が開いたテータ表を覗きながら「そうやろ?」と返事をしました。

 

支配人は腕組しながら、データー表に視線を戻し「偶然ですかね?それとも何か理由があるんですかね?」と言ったので「わからん・・・」と私は正直に答えたのです。

 

暫しの間、二人でデータ表を見ていたのですが、やはり私が感じた通り、トイ・プードルの交通事故率は他の種類の犬と比べても高かったのです。

「いずれにしても、うちみたいな小さな会社のデーターやから、参考にならんやろし、それほど大きな意味があるとは限らんけど、なんか気になるよな」と私は言い、支配人は無言でうなずきました。

 

単なる偶然か、それとも理由があるのか・・・

そのときはわかりませんでした。

 

このことがあってから、私と支配人はトイ・プードルと交通事故の奇妙な因果関係を意識するようになり、そのようなセレモニーがある度に飼い主さんから事故の状況を聞かせてもらうようにしていたのです。

 

そして、年が明けた今年の春。

私は、同じような事故で亡くなったトイ・プードルちゃんの飼い主さんから話を聞いたとき、ある共通点があることに気付き、そのことから一つの仮説が頭に浮かんできたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

 

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