「重い空気」つらく、やりきれない日 2
馴染みさんであるKさんと、憔悴しきった女性の間柄もわからぬまま、私はお二人を会館にお通ししました。
女性は会館に入られてすぐに力なくソファーに腰かけられたので、私はKさんに歩み寄り「いつものようにご火葬前にお焼香をあげられますよね?」と確認するように訊ねたのです。
Kさんは、その場に立ち竦みながら、少し間を置いて「・・・はぁ・・・そうですな」と力なくお返事をされたのですが、やはり、いつもと少し様子が違うと私は感じました。
そして私は「あちらの方は?」と女性のことを訊ねたのですが、Kさんは「あの・・・知り合いというか・・・」と、曖昧な返答をされたのです。
「あちらの方にも当社の葬儀の流れを説明させてもらったほうがいいですか?」と、さらにKさんに訊ねると、Kさんは「一応どんなんかは来る前に言うたんですけど、もしよかったら野村さんからも説明してあげてください」と言われました。
私は「わかりました」と返事をし、ソファーの女性の歩み寄り、女性の視線に合わせるように少しだけ身を屈めながら、簡単に葬儀の流れを説明させてもらったのです。
女性はうつむき加減のままであったのですが、しっかりと私の説明にうなずかれるようにされた後「わかりました」と返事をされました。
そして、顔を上げ「ただ、あと一人、参列してくださる人がいるので、その方が来るまでもう少し待ってくださいませんか」と言われたのです。
「はい。それは構いませんよ」と私は返答した後「ご家族の方が来られるのですか?」と女性に訊ねたところ「いえ・・・この子のブリーダーさんです」と言いながら胸に抱いたトイプードルちゃんを私に見えるようにして抱き上げられたのです。
私はそのとき、初めてトイプードルちゃんを見たのですが、とても小柄で本当に可愛らしい犬ちゃんでありました。
「カワイイ子ですね・・・」
トイプードルちゃんを見て思わず溜め息まじりにそうつぶやいた私に、女性は涙を浮かべながら悲しげにうなずかれたのです・・・
ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。
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野村圭一
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