「襲撃」つらく、やりきれない日 3
私はトイプードルちゃんの飼い主さんである女性に葬儀の流れを説明した後、トイプードルちゃんを祭壇に寝かせてあげました。
トイプードルちゃんのブリーダーさんが今、こちらに向っておられるということだったので、来られるまでの間、ロウソクと線香に火を灯し、お焼香の準備を整えて待つことにしたのです。
女性は肩を落としソファーに座ったままであったのですが、Kさんが祭壇のあるセレモニーホールに入って来られたので、私は「飼い主さんかなり落ち込んでらっしゃいますね」と声をかけたのです。
Kさんは無言でうなずき、祭壇のトイプードルちゃんを悲しげな目で見つめておられました。
「病気ですか?」
そう私がKさんに訊ねると、Kさんは唇を噛むようにさせながら「いや・・・・」と首を横に振ったのです。
少し間があり、Kさんは視線を私に向け「野村さん・・・・」と、やりきれないように私の名を呼ばれたので、私は呑み込むよに「はい」と返事をしました。
Kさんは少しだけ唇を震わせながら「実はこの子(トイプードルちゃん)がこんなふうに(亡くなる)なったのは、うちの犬のせいなんです」と思いもよらないことを言われたのです。
私は思わず「ええ!?」大きな声を出してしまったのですが、Kさんは視線を落としながら、話を続けられました。
Kさんの話によると、Kさんとトイプードルちゃんの女性は知人であり、女性が用事で家を空ける際、元ブリーダーでもあるKさんにトイプードルちゃんを預けることにされたらしく、Kさんも快く引き受けたそうです。
Kさんもミニチュアダックスフンドを数頭飼われており、犬の扱いには慣れた人でありました。
Kさんのところのミニチュアダックスフンドちゃんとトイプードルちゃんは、過去にも会ったことがあり、初対面ではなかったそうです。
そのようなこともあり、Kさんはトイプードルちゃんをミニチュアダックスフンドちゃんのいる部屋に連れて行き、一緒に遊ばせてあげようと思ったのです。
Kさん自身、このことを後ほど後悔されることになり、悔やんでも悔やみきれないと仰っていました。
面識のあるトイプードルちゃんとミニチュアダックスフンドちゃん達。
最初は仲良さげに鼻を寄せ合っていたそうです。
その光景を見守っていたKさんも(大丈夫だ)と内心思っていました。
ところが、次の瞬間、一頭のミニチュアダックスフンドちゃんが唸り声を上げながらトイプードルちゃんに噛みついたのです。
そして、それに誘発されたように他のミニチュアダックスフンド達もいっせいにトイプードルちゃんに牙を向け、慌ててKさんが自分のペットであるミニチュアダックスフンド達をトイプードルちゃんから引き離したそうです。
やっとの思いでトイプードルちゃんをKさんが抱き上げたとき、トイプードルちゃんは意識が無く、ぐったりしてたそうです。
襲われたショックで気を失ってると思ったKさんであったのですが、トイプードルちゃんの心臓はそのとき、すでに止まっていたのです・・・・
ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。
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野村圭一
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