突然死したペットの死因を解明する病理検査の現状

老衰。病気。怪我。

 

ペットの死因は大きく分けて上の三つに分類されますが、亡くなった原因が明確であれば、辛く悲しいことではありますが、その現実を受止めねばならないのが飼い主さんの定めでもあります。

 

ところが、昨日まで元気だったペットが何の前触れもなく突然死してしまった場合、飼い主さんは現実を受け入れることが出来ず、原因を知りたいと強く願うものであり、場合によっては病院を訪れ医師に死因を訊ねるものであります。

 

しかし、病院の医師は病気や怪我の診療と診断をする立場であり、死因を解明することは専門ではありません。

 

もちろん、そのペットが定期的に通っていた病院の主治医であるのなら、良心的に原因を調べてくれることもありますが、突然死の場合、医師でも死因がわからないことがほとんあり、解明するのは動物専門の病理医でないと出来ないのも事実であります。

 

では、ペットの死因を解明してくれる、その病理医はどこの病院にいるのかというと、私の知る限りでは獣医学科のある大学の附属病院だけであります。

 

しかし、大学附属病院はペットの病理検査は原則的に動物病院の医師からの依頼しか受け付けておらず、一般の人が希望しても、病理検査をしてくれることはありません。

 

理由は定かではありませんが、そのような現状から、どうしてもペットの突然死の死因が知りたいのであれば、かかりつけの主治医を通し、依頼してもらうしか方法がなく、仮にそのような形で検査を受けれたとしても、突然死の場合、死因を特定するのが困難であり、納得のできる結果が出るとは限りません。

 

また、病理検査は解剖による検査が前提になるので、臓器を中心に体のあらゆるところにメスが入ることを意味し、費用も高額であります。

 

それらの理由から突然死でペットを亡くした飼い主さんが泣く泣く病理検査を断念されるケースは後をたちません。

 

そのような飼い主さんは納得のいかないまま、セレモニーの当日を迎えるものであり、セレモニーが始まってからであっても「本当に死んでるんですか?気絶してるだけなんじゃないですか?」と我々、葬儀会社の人間にも確認をされるほどであります。

 

弊社プレシャスコーポレーションでは創業以来、目視による手動個別火葬を実施してきたのでありますが、その最大の理由は遺骨を出来る限り原型に近い状態で飼い主さんにお返しすることを目的にしてきたからであります。

 

そのため、火力の微調整のために当社の火葬炉には専門の小窓が設けてあるのですが、そこから目視することで、自然とペットちゃんがお骨になるまでの過程を見守ることにもなります。

 

少しグロテスクに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、過去に何度もこのブログでもお話したように、骨というのは、ペットの種類はもちろんのこと、年齢や体質、また、患った病気や生活習慣にもよって個体差が出るものであり、目視をしながら火力を微調整しない限り、遺骨は綺麗に残せないのであります。

 

そのような理由から当社では犬や猫をはじめ、小鳥やハムスター等の小動物にいたるまで、すべて個別手動火葬のみを実施してきたのでありますが、そうすることで、自ずと飼い主さんも認識されていなかったペットの患部である腫瘍や膨張した臓器、あるいは不自然な血液の固まり等を発見することがあるのです。

 

事前に飼い主さんには、ペットが亡くなった経緯をお聞きし、火葬の過程で不自然な状態を確認できた場合、我々が報告するのか否かを決めてもらうのでありますが、突然死で亡くなったペットの飼い主さんは、必ずといっていいほど、報告を受けることを希望されます。

 

中には自分の目で、確認させてほしいと申し出られる飼い主さんもいらっしゃり、そのような場合は、もちろん、見ていただくようにしておるのですが、当然のことながら、ほとんどの飼い主さんは、初めて目にされることもあり、何がどう不自然なのかは理解できないものであるので、我々の認識している範囲で説明させてもらうようにしております。

 

もちろん、我々は医師ではないので、不自然な箇所が直接、死因になったのかの判断は出来ません。

よって、断定的なことは決して口にしませんが、過去の火葬経験から培った知識の範囲内で、どのように不自然であるかは説明するようにしております。

 

場合によっては、知り合いの医師に出来るだけ細かく詳細を電話で伝え、専門家の見解を聞くこともあり「直接見たわけではないので、あくまでも参考程度」にと前置きをされてから、考えられる原因を助言してもらうこともあります。

 

遺骨を綺麗に残すことを目的に始めた目視による火葬は、結果的に上記のように飼い主さんも知り得なかったペットの異変を見つけることもあり、今となれば、そのことも重要な使命のひとつであると私は感じています。

 

ただ、誤解してもらいたくないのは、だからといって我々のような葬儀会社の人間が医師の知識に勝るとは微塵にも思っていないということであります。

 

私達は医学的にも生物学的にも素人の立場であることは重々に承知しています。

 

しかし、同時に出来るだけ多くの事実を飼い主さんに知ってもらうのは、とても大切なことだと思っており、それを踏まえた上で、当社はこれからも今までと同じ手法で責任と使命感を持って火葬を続けて行きたいと考えております。

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