大好きだった仲間に先立たれた二匹のパグのお話 1

先月に名古屋のYさんという人が、メモリアリグッズを作成されるために、旅立ったペットの遺骨を持って、プレシャス会館にお越しになられました。

メモリアリグッズが出来るまでの間、遺骨の主である、ビーグルミックス犬のベッキーちゃんの出逢いから別れまでの話をYさんはお話してくださいました。

 

その時に聞いた少し切なくて、そして温かなお話を聞かせてもらったので、今回は紹介させてもらいます。

 

Yさんが最初に飼われた犬ちゃんはベッキーちゃんだったのですが、ベッキーちゃんが10歳になった頃、新たに、二匹のパグも迎えられて、合計三匹の犬ちゃんと一緒に暮らしていたそうです。

 

ベッキーちゃんは生まれてからずっと穏やかな性格の犬ちゃんだったそうで、犬が苦手な人であっても、撫でれるくらい、ご近所さんからも愛された犬ちゃんでありました。

 

それこそ、人間の子供が体を触ろうがイジリまわろうが「好きなだけどうぞ」と言わんばかりに子供が飽きるまで大人しくしているような犬ちゃんだったそうです。

 

当然のように、二匹のパグも会ったその日から先輩でもあるベッキーちゃんのことが大好きになったようで、好きなだけ甘え、時に学び、愛情と敬意をもって接していました。

 

三匹はとても仲良しで、眠るときもビーグルミックス犬を二匹のパグが挟むように川の字になって寝るくらい、いつも一緒に居たそうです。

 

 

楽しい日々は瞬く間に過ぎて行き、ベッキーちゃんは17歳になっていました。

 

ピーク時は30キロを超えてたベッキーちゃんは大型犬に分類される体格であり、大型犬の平均年齢は13年と小型犬に比べても短く、17歳といえば人間に置きかけると90歳を超えている年齢に差し掛かっていました。

 

ベッキーちゃんがYさん宅に来た当初、病院の医師からは「太り気味なんで、おそらく10年くらいしか生きれない」と言われていたのですが、そんな予想は無関係とばかり、ベッキーちゃんは長生きと呼べる年齢になっていたのです。

 

しかし、17歳を超えた頃からベッキーちゃんの体力がは明らかに衰えていき、体重もピーク時より10キロ減っていました。

足腰も弱っていく一方で大好きだった散歩も休み休みに歩くようになり、すぐに引き返すようになっていったそうです。

 

そしてベッキーちゃんが17歳と8か月になった頃、ベッキーちゃんは立つことが出 来なくなり、寝たきりの生活を余儀なくされました。

 

何をするのにも自分達の良きお手本であったベッキーちゃんが衰えていく姿を、二匹のパグは複雑な心境で過ごしていたのかも知れません。

 

でも、パグ達はベッキーちゃんがどんなに衰えてもご飯の順番も守り、ベッキーちゃんを尊重することは忘れませんでした。

それどころか、衰えていくベッキーちゃんを気遣うようにしながら接していたそうです。

 

Yさんも、何も口にしなくなったベッキーちゃんのために、体に良いといわれる水素水を取り寄せ、与えてみました。

数日間、何も口にしなかったベッキーちゃんだったのですが、水素水だけは勢いよく飲んだそうです。

 

美味しそうに水素水を飲むベッキーちゃんを見たYさんも「もしかしたら歩けるまでには回復できるかも知れない・・・」と微かな希望がわいてきたのです。

 

 

しかし、そんなYさんとパグ達の願いは届かず、ベッキーちゃんはYさんと二匹のパグが見守る中、静かに息を引き取りました。

 

 

最後の三日間、Yさんは仕事を休まれベッキーちゃんの看護にあたられたのですが、最期は本当に、安らかなものであったそうです。

 

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

 

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