痩せているペットの火葬と太っているペットの火葬

例えば同じ種類で同じ年齢で同じ骨の太さのペットちゃんがいるとして、火葬をしたとき、痩せているペットと太っているペットではどちらの方が綺麗に骨が残るかご存知でしょうか?

 

それはズバリ、痩せているペットであります。

 

理由は二つ。

 

一つは余分なお肉がついていると、当然、火葬時間も長くなり、その分、骨に影響がでるからです。

 

二つ目は、太っているということで火葬中に高温になってしまうからであります。

 

つまり、太っているということは、体脂肪率が高いということであり、皮下脂肪、内臓脂肪に関わらず、脂肪分というのは高温にさらされると燃焼し、一度、火がつくと燃え尽きるまで消えません。

 

そのことで、火葬炉の温度を限界まで下げたとしても、脂肪分が燃えている間は温度が上がる一方で、仮に電源を切ったとしても、火葬炉の温度は一定時間、高温になってしまうのです。

 

高温による火葬が長引けば長引くほど、当然ながら骨にも影響が出てしまい、結果、形状が崩れたりするようなことがあるのです。

 

ご火葬の問い合わせの電話があったとき、飼い主さんから「骨は綺麗に残りますか?」と質問を受けた際、私は必ずペットちゃんの体重と体系を訊ねるのですが、それは、そのような理由からであります。

 

太り気味のペットちゃんの飼い主さんは病院に行くたびに医師から「健康のためにもう少しダイエットさせたほうがいいですよ」と忠告されることもあると、思うのですが、まさか、ペットが亡くなった後のことまで考える人はおらず、また、そのような事実があると知ってるいる人も、ほとんどいないでしょう。

 

まあ当たり前ですけどね^^

 

私もこの仕事をしていなければ、そのようなことは知らなかったし、考えもしなかったと思います。

 

骨が綺麗に残してあげたい

 

人間の火葬であっても、火葬後のお骨に関して、深く考える人は少ないので、このことに拘るのはペット火葬の特徴であり、大袈裟に聞こえるかも知れませんが、それは一つの文化になっていくような気さえ、私はしているのです。

 

ですから、いつの日か、そのようなことも頭に入れてペットの健康管理に気を使われる飼い主さんが増える日が来るかも知れないですね。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

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